かつらぎ町のこども園でノロウイルス感染症の集団発生
2021年12月11日 18時45分
かつらぎ町のこども園で複数の園児らが、下痢や嘔吐などを訴え、橋本保健所ではノロウイルスによる感染症と判断して二次感染予防対策を指導しています。
橋本保健所によりますと、今月(12月)8日にかつらぎ町立佐野(さや)子ども園から複数の園児が下痢や嘔吐などを訴えていると連絡があり、調査した結果、今月(12月)1日からきのう(10日)までに園児26人と職員2人が症状を訴えていて、10人の便を検査したところ7人からノロウイルスが検出されました。
このため、橋本保健所ではノロウイルスによる感染症と判断し、二次感染予防対策を指導しています。
なお、症状を訴えていた28人のうち、きのう(10日)までに21人が回復し、園児7人に症状が残っているということです。
ノロウイルスの感染症は一年を通して発生しますが、特に冬から春先にかけて流行し、県によりますと県内でのノロウイルス感染症の集団発生は今年に入って10件目ということです。