キャッシュレス決済でポイント還元「わかやま飲食店応援キャンペーン」来年1月から

2021年12月10日 19時01分

イベント政治経済

新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んだ和歌山県内の飲食店を支援しようと、和歌山県は、キャッシュレス決済を利用した人を対象にポイントを還元する「わかやま飲食店応援キャンペーン」を、来年(2022年)1月から2月にかけて行うことになりました。

これは、国の地方創生臨時交付金などを活用して行われるもので、現在開会中の12月定例県議会で、事業予算案が先行して可決されたものです。

対象となるのは、県内で飲食店営業許可を取得してキャッシュレス決済に対応し、県の新型コロナ予防対策認証を受けている飲食店やカラオケボックスなどで、テイクアウトや宅配専門、コンビニエンスストア、移動販売などは除きます。

これらの店舗で飲食し、キャッシュレス決済で支払うと、決済金額の最大20%相当がポイントで還元されます。

対応するのは「auPAY(エーユーペイ)」「d払い(ディーばらい)」「楽天ペイ」それに「PayPay(ペイペイ)」の4種類です。

キャンペーンの期間は、auPAY、d払い、楽天ペイが、来年1月25日から2月28日まで、PayPayが2月1日から28日までです。

ポイントの付く上限は1回あたり2000円相当、期間中、1種類あたり5000円相当となり、4種類の決済が利用できる人は最大で2万円相当となります。

県・商工振興課では、県民に利用を呼びかけるとともに、これを機にキャッシュレス決済が対応可能な店舗を増やしたい考えで、今月(12月)20日から23日にかけて、和歌山・橋本・田辺・新宮で事業者向けの説明会を開くことにしています。

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