公務員に冬のボーナス支給

2021年12月10日 10時35分

政治社会経済

和歌山県内の自治体の職員に、きょう(10日)冬のボーナスが支給されました。

このうち、和歌山県では人事委員会の勧告に従って、一般職は去年(2020年)より0・125か月分少ない、基本給の2・075か月分が支給されました。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と下宏(しも・ひろし)副知事の期末手当の支給額も、県の財政事情を考慮して6%カットされ、仁坂知事は270万円あまり、下副知事は212万円あまりです。

職員の平均支給額は44歳の一般職員で74万円、38歳の警察職員で73万円、42歳の教育関係の職員で75万円です。

また県議会の森礼子(もり・れいこ)議長は216万円、鈴木太雄(すずき・たいゆう)副議長は184万円、そのほかの県議会議員は1人あたり平均で175万円となっています。

一方、県内の市長の支給額は、海南市の神出政巳(じんで・まさみ)市長が201万円、有田市(ありだし)の望月良男(もちづき・よしお)市長が188万円、御坊市(ごぼうし)の三浦源吾(みうら・げんご)市長が197万円、田辺市の真砂充敏(まなご・みつとし)市長が202万円、新宮市(しんぐうし)の田岡実千年(たおか・みちとし)市長が159万円、岩出市の中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長が165万円、紀の川市の中村慎司(なかむら・しんじ)市長が171万円、橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長が204万円となっています。

なお、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、ことし(2021年)10月の六十谷水管橋(むそたすいかんきょう)落下事故に伴う大規模断水の責任を取って、今回はボーナスの支給を受けませんでした。

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