JR紀勢線 サイクルトレイン2022 報道関係者に公開

2021年12月04日 18時24分

交通

今年(2021年)9月からJR西日本がJR紀勢線の紀伊田辺駅と新宮駅間で試験的に運行していた、自転車を乗せて乗車出来る「サイクルトレイン」が今月(12月)1日から「サイクルトレイン2022」として運行されることになり、きょう(4日)報道関係者に公開されました。

サイクルトレインは、紀南地方の紀勢線の利用促進の一環として、JR西日本が9月から11月までの3か月間、紀伊田辺駅と新宮駅の間で運行して実証実験を行ってきたものです。

事前予約なしで乗車券のみで自転車を車内に持ち込むことができ、駅から出るとすぐにサイクリングを楽しめることから人気を呼び、実証実験の結果、3か月で1250人が利用し、10月9日には1日で最大の59人の利用がありました。

この結果を受けJR西日本では、今月(12月)1日から来年(2022年)12月末まで「サイクルトレイン2022」として運行を継続しているもので、土曜、日曜,祝日は終日、平日も実証実験中は午前9時から午後5時までだった運行時間を、午前9時から終電までに拡大しています。

JR西日本和歌山支社の松田彰久(まつだ・あきひさ)副支社長は「これから寒くなりますが、車窓の眺めは抜群ですので電車を使ってサイクリングを楽しんでください」と話していました。

きょうは、白浜駅午前10時30分発新宮行と周参見駅午前11時28分発紀伊田辺行の上下2本の普通列車で白浜駅と周参見駅間が報道関係者に公開され、サイクリングを楽しむ人らが列車を利用していました。

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