南海「めでたいでんしゃ一家と行くクリスマス特別ツアー」12月25日開催

2021年12月02日 19時21分

イベント交通

南海電鉄は、加太線(かだせん)を走るカラフルな「めでたいでんしゃ」8両をひとつの編成に繋げて、クリスマスの今月(12月)25日土曜日に、和歌山市から大阪の難波(なんば)まで運行する特別ツアーを企画し、あす(3日)からチケットを販売します。

めでたいでんしゃは、加太線沿線の活性化をはかろうと整備された、魚の鯛の家族をイメージした2両編成の電車で、母親でピンクの「さち」、父親で水色の「かい」、娘で赤色の「なな」それに、ことし(2021年)9月に加わったさちの兄で黒色の「かしら」の4色・4編成が、それぞれ和歌山市・加太間の普通列車などとして運行されています。

南海電鉄では、2019年9月に家族が勢揃いした記念として、さち・かい・ななの3編成6両の特別列車を「家族旅行列車」として運行しましたが、かしらが加わったことを記念して、今度は4編成を1つに繋いだ8両編成の特別列車を、クリスマスの25日・土曜日に運行することになったものです。

特別列車は午前10時50分に和歌山市駅を出発し、午後0時07分に難波駅に到着するまでの間、車内でクイズ大会などの催しが行われます。

難波駅ではおよそ20分間、撮影や車内見学が行われ、解散となります。南海電鉄では、あす午前10時からインターネットの「ぶらりたび専用サイト」でチケットを販売します。

代金はおとな1人・税込み3千円、子ども1人・税込み2千円で、定員は270人、申込みは1組4人までで、今月8日の午後5時まで先着順の販売となります。

またこの日は、加太線沿線の和歌山市立加太小学校と西脇(にしわき)小学校の児童と家族が招待されます。

南海電鉄では「列車の連結順は当日までのお楽しみです。この機会をお見逃し無いように」と話しています。

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