「わかやま冬の交通安全運動」スタート
2021年12月01日 18時33分
「わかやま冬の交通安全運動」が、きょう(12月1日)スタートし、県内各地で街頭啓発が繰り広げられました。
和歌山県警察本部では、和歌山県や県・交通安全協会、交通安全母の会などと連携して、交通事故や飲酒の機会が増える年末に、毎年冬の交通安全運動を展開し、県民に交通事故防止を呼びかけています。
このうち、和歌山市北部を管轄する和歌山北警察署では、運動初日のきょう、和歌山市中野(なかの)のスーパーセンターオークワ・パームシティ和歌山店で街頭啓発を行いました。
この中で湊隆弘(みなと・たかひろ)署長が「先日も東京で飲酒運転の車が突っ込む事故が起き、飲酒運転根絶にはまだ遠い状況なので、皆さんには交通安全活動により取組んで欲しい」とあいさつしました。
このあと、警察官や交通安全協会のメンバーらが買い物客に啓発グッズを配布したほか、店内には本物のパトカーや白バイが展示され、親子連れが試乗したり写真を撮ったりして、楽しんでいました。
和歌山北警察署の浅川博之(あさかわ・ひろゆき)交通課長は「年末はとくに飲酒運転が増えるので、運動を通じて飲酒運転の根絶に努めたい」と話しています。
ことし(2021年)のわかやま冬の交通安全運動は、きょうから今月(12月)10日まで県内全域で行われ、期間中、飲酒運転の根絶や、高齢ドライバーへの安全運転意識の向上、歩行者と自転車の安全利用の推進などを呼びかけるほか、パトロールを強化します。