万博関連の情報<発信:和歌山県>

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丹生酒殿神社の大イチョウ見頃、壮観ライトアップも

2021年11月28日 17時32分

社会

かつらぎ町の世界遺産、丹生酒殿(にうさかどの)神社の境内にある大きなイチョウの木が、葉を黄色に染め、連日、多くの見物客でにぎわっています。日没後のライトアップも壮観で、夜も参拝客が絶えません。

丹生酒殿神社の境内にある大きなイチョウの木と見物客ら

丹生酒殿神社は、丹生明神(にうみょうじん)が降り立った地とされ、高野山とも関係が深く、2016年、高野参詣道(こうやさんけいみち)・三谷坂(みたにざか)として、世界遺産に登録されました。

大きなイチョウは、その境内にあり、高さ25メートル、幹回り5・3メートルの巨木で、樹齢は300年以上とされ、江戸時代後半から高野山詣(もう)での人たちを見守って来ました。

びっしりと黄色の葉を付けた大イチョウは、来月(12月)上旬頃まで楽しめそうですが、今後は、少しづつ葉を散らし、木の根元ある句碑「境内を黄に敷きつめて大いちょう」の景色に近づいていきます。

ライトアップされた丹生酒殿神社の大イチョウを訪れる人たち

夜に見物に訪れた人たちは、ライトアップされ、鳥居の背後に浮かび上がった大きないちょうを見上げ、「スゴい」、「ドキドキする」などと話していました。

ライトアップは、来月(12月)12日までの毎日、日没から午後10時まで行われます。

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