和歌山県産品とプレミア和歌山の商談会
2021年11月22日 19時09分
和歌山県内の優れた産品や「プレミア和歌山」を買い付け業者らにアピールする商談会が、きょう(22日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。
これは、県内の業者が手掛ける和歌山の特産品を知ってもらい、販路拡大に繋げようと、県とわかやま産業振興財団が毎年開いているもので、ことし(2021年)は食品や菓子、肉や魚介、梅酒などのほか、漆器や家庭用品など86の業者が参加し、このうち49社がブースを出展しました。
また今回は、和歌山県が推奨する産品「プレミア和歌山」に認定された商品も出展され、買い付け業者らが試食や試飲をしながら、それぞれの商品の特徴を尋ねていました。
このうち、紀州備長炭(びんちょうたん)で焙煎したコーヒーを、県内の観光地の写真をあしらったパッケージで土産用として販売している和歌山市内の業者は「和歌山市から串本町まで県内の土産物店で広く扱って頂いています。今後、県外の土産物店にも販路を拡大したいです」と話していました。
また、梅酒を販売しているかつらぎ町の蔵元は「去年(2020年)和歌山梅酒がGIに認定されてからバイヤー向けのアピールがしやすくなり、多くの業者との接点を増やそうと参加しました。今後、より和歌山らしさを梅酒で表現したい」と意気込みを語りました。
今回で18回目となったことしの商談会は、当初、9月30日に開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染第5波の影響できょうに延期され、感染防止対策として、事前の予約制にして、会場に入る人数を制限するなど、万全の体制で行われました。あわせて、産品商談会の特設サイトも開設され、およそ80社の商品をインターネットから探して、オンラインで商談出来る取組みも行われました。