万博関連の情報<発信:和歌山県>

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3カ国語で避難を誘導する装置開発

2021年11月22日 19時08分

災害・防災経済

地震や津波が起きた際に「直ちに高台へ避難してください」といった情報を日本語だけでなく、英語と中国語でも呼びかける装置「WASL(ワスル)」が、海南市の電子機器メーカー・アイレス電子工業と和歌山大学の共同で開発され、この度商品化が決まりました。

この装置は、準天頂衛星「みちびき」から届く災害情報を受信し、「直ちに海岸から離れてください」や「落ち着いて身を守ってください」などの情報を3カ国語で促します。
地震や津波が起こった際には、警告音が鳴り、強い光を放って点滅する15センチ大のライトを備えていて、壁や柱、屋上などに設置することができます。


アイレス電子工業の諏訪剛(すわ・つよし)さんは、「まずは県内の自治体に避難所などでの利用を求め、全国各地へ広げたい」と話しています。

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