【国文祭】23日間の日程終え閉会、来年開催の沖縄県へ引き継ぎ

2021年11月21日 17時12分

イベント教育歴史・文化

先月(10月)30日から和歌山県で開催された、「第36回国民文化祭・わかやま大会」「第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会」が、きょう(21日)23日間の日程を終え、閉会しました。

閉会式のもよう(11月21日・和歌山県民文化会館・大ホール)

「第36回国民文化祭・わかやま大会」と「第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会」は「紀の国わかやま文化祭2021」と愛称がつけられ、文化庁や厚生労働省、和歌山県などによる実行委員会の主催で開かれた国内最大級の文化・芸術活動の祭典で「山青し 海青し 文化は輝く」をテーマに、県内各地で演劇や音楽、美術などの発表・展示やシンポジウムなど、およそ160の催しを通じて全国の人々が和歌山に集い、交流を深めました。

仁坂知事(中央左)から大会旗を受け継いだ沖縄県の照屋副知事(中央右)

最終日のきょう、和歌山市の県民文化会館で閉会式が開かれ、主催者を代表して和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が「先人から受け継いだ豊かな文化を更に発展させ、今後も文化の咲き誇る和歌山を実現させたい」とあいさつし、来年(2022年)の開催地・沖縄県の照屋義美(てるや・よしみ)副知事に大会旗を引き継ぎました。

ホラ貝を吹く修験者
和歌祭の「薙刀振(なぎなたふり)」

式では、来年400周年を迎える和歌祭(わかまつり)の演目や、熊野の修験者によるホラ貝の奏上、それに沖縄の民族芸能などが舞台で繰り広げられ、フィナーレを飾りました。

来年の開催地・沖縄県の民族舞踊

次回の国民文化祭と芸文祭は、来年10月22日に沖縄県で開幕します。

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