有田市の女子中学生、プロゴルフツアーに参加

2021年11月18日 20時17分

イベントスポーツ社会

賞金争い上位の選手も参加する女子プロゴルフのツアー大会に、有田市に住む女子中学生が参加し、きょう(11/18)から予選ラウンドに挑んでいます。

きょうから愛媛県松山市で開かれている第40回大王製紙エリエールレディスオープンは、国内最高峰の女子プロゴルフツアーの一環で、今回の大会には、稲見萌寧(いなみ・もね)や古江彩佳(ふるえ・あやか)ら、賞金ランキングでトップを争う選手も出場しています。

この大会に、有田市の箕島中学校1年、赤松美波(あかまつ・みなみ)さん12歳が初めて出場していて、きょうとあすの2日間、行われる予選ラウンドを戦っています。赤松さんは、小学校に入る前からゴルフのインストラクターを務める父の進至(しんじ)さん48歳の指導を受けてきました。そして、今年(2021年)8月に行われたアマチュアだけが参加するツアー大会の予選会に初めて挑戦して通過し、大会の出場権を獲得しました。

大会を控えたおととい、滞在先のホテルにいる赤松さんに、大会出場にあたっての感想や抱負について、電話で話を聞きました。

この中で、赤松さんは、「思いがけず予選を通過できて、自分でもびっくりしています。プロの人たちと一緒にコースを回るのは、初めての経験なので、間近でみて勉強したい。飛距離が出ないので、アプローチやパターなど、グリーン周りでカバーして、予選を通過し、練習の通りに本番もできるように頑張りたい」と話しました。

また、自らもプロを目指していたという父・進至(しんじ)さんは、赤松さんに帯同していて、「まだ中学1年なので、予選を通過したことに、びっくりしました。普段の練習では、いろいろ指導していますが、本番では、のびのびプレーしてほしいので、あまり技術的なことは言わないようにしています。リラックスして回ってほしいし、この先も、順調に成長してほしい」と話しました。

赤松さんが出場している女子プロゴルフツアーの一つ、第40回大王製紙エリエールレディスオープンは、きょうとあすの2日間、予選ラウンドが行われ、20日から21日にかけて決勝ラウンドが行われます。

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