酔って後輩職員に暴行の県税事務所の職員を減給処分

2021年11月18日 20時16分

事件・事故政治社会

後輩の男性職員に酒を飲むように強要し、断られたことに腹を立てて殴る蹴るの暴行を加えたとして、和歌山県は、きょう(18日)付けで、県税事務所・主事の25歳の男性職員に対し、減給十分の一・3か月の懲戒処分を言い渡しました。

県・監察査察課によりますと、この男性職員は、先月(10月)3日の午前1時ごろ、和歌山市内の自宅で20代の後輩職員とその知人の3人で酒を飲んでいた際に、後輩職員に酒をついで飲むよう強要し、断られたことに腹を立て、ほほを平手で殴ったり額をひざで蹴ったりし、さらに、帰宅しようとする後輩を追いかけて路上で突き飛ばし、顔や身体を10発程度殴る蹴るなどの暴行を加えたものです。

後輩職員は頭部の打撲や膝の打ち身などのケガをしました。後輩職員の知人が警察に通報し、職員は保護措置を受け、翌朝、上司に身柄を引き渡され釈放されました。

県の事情聴取に対し、職員は「本当に恥ずかしい。多くの人の信頼を失い大変申し訳ない。今後、職務を通じて信頼を取り戻したい」と話しているということです。

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