対応をめぐり六十谷水管橋対策協議会開催

2021年11月17日 19時27分

災害・防災社会

和歌山市の紀ノ川に架かる水管橋が陥落した問題の対応を検討する和歌山市議会の協議会が開かれました。議員からは市民に対する情報提供の遅れを指摘する意見が相次ぎ、市は今回の問題を踏まえ、情報提供のあり方を検討をしていくことにしています。

協議会では、送水管の橋が崩落して市の北部地域で断水が発生し仮復旧までの一連の経過と広報体制について市の担当者が委員に説明しました。

委員からは、断水の情報提供の遅れや対応の遅れを指摘する意見がありました。

これに対し市の担当者は、対応に追われて、防災計画通り市民への広報ができなかったことや、防災無線などを通じての対応が十分でなかった状況を委員に説明し、今後の情報提供のあり方について検討をしていく姿勢を示しました。

また、断水によって影響を受けた事業者に一定の助成を検討していることも報告され、売り上げの減少額に応じて算定した基準で助成金を支給する考えを示し、準備が整い次第、早ければ来月から申し込みの受付をしたい考えを示しています。

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