仕事と子育ての両立を図りながら働ける職場づくりを推進しようと、きょう（１６日）和歌山市で職場改革セミナーが行われました。

これは県の子ども未来課に事務局があるわかやま結婚・子育て応援企業同盟が中心になって行ったもので、この事業に賛同する県内企業の人事や労務の担当者らが集まって開かれました。

和歌山市にある和歌山ビック愛で開かれたセミナーでは、男性の視点から男女がとみに働きやすい職場について大正大学心理社会学部准教授の田中俊之さんが話をしました。田中さんは、男性が育児や家事に参画する時代の背景や企業の対応などを紹介しながら男女や企業などが持つ仕事に対する偏見に気付き男女が共に働きやすい職場づくりに取り組む必要性を強調しました。

このあと男性の育児休暇制度の導入や、働きやすい職場改革に取り組んでいる

企業の代表者を講師に招き、実践例の紹介や県の支援制度などの紹介も行われました。