田辺市文化賞2人決まる、19日に贈呈式

2021年11月14日 14時42分

教育歴史・文化

田辺市は、このほど、読書活動の振興に功績があった染谷文代(そめや・ふみよ)さん91歳と、小栗判官(おぐりはんがん)物語の研究・伝承に功績があった安井理夫(やすい・ただお)さん86歳の2人に、今年(2021年)の田辺市文化賞をおくると発表しました。

染谷さんは、神奈川県出身、田辺市在住で、長年にわたり、子どもの読書活動の振興に尽力するとともに、視覚障がい者の読書支援に努めるなど、地域の読書文化の発展に寄与してきました。

安井さんは、田辺市本宮町生まれ、白浜町在住で、田辺市にゆかりのある小栗判官物語の研究、伝承に力を注ぎ、熊野の魅力発信に尽力してきました。

田辺市文化賞は、市の文化の発展に貢献した人を称えようと、1970年に旧田辺市が創設したもので、合併後の新市になっても引き継がれ、今回で52回めとなり、今年の2人を含め、これまでに78人が受賞しています。

第52回田辺市文化賞の贈呈式は、今月(11月)19日、午後1時半から、田辺市役所で行われます。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55