バリアフリー映画祭、和歌山市で開催

2021年11月06日 16時42分

イベント社会福祉・医療

和歌山市できょう(6日)とあす(7日)の日程でバリアフリー映画祭が開かれています。

この映画祭は現在県内で開催中の紀の国わかやま文化祭2021の一つとして開かれたもので、心身に障がいがある人や同伴者に 映画を楽しんでもらおうと開かれました。

和歌山市のジストシネマ和歌山で、開かれた映画祭開会にあたって会場では、全盲のドラム奏者で大阪南視覚支援学校に通う酒井響希(さかいひびきさん)15才がドラム演奏を披露しました。

酒井さんは2歳の時病気で視力を失い、目が不自由ですが、ドラムに打ち込んでいて人々に勇気と希望を与えるドラマーになりたいと演奏を続けています。

会場を訪れた障がいを持つ人や家族らは酒井さんの力強い演奏に大きな拍手を送っていました。

酒井さんは、「ドラム演奏をあきらめず、楽しむことでつづけられてきました」と話し、多くの人に勇気と希望を伝えていきたいと話しました。

きょうの映画祭では「STAND BY MEどらえもん2」が上映されたほか、あす(7日)は、映画「えんとつ町のプペル」と「花束みたいな恋をした」が上映されます。

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