海南市のこども園でノロウイルス感染症の集団発生

2021年11月06日 16時41分

社会福祉・医療

海南市のこども園で複数の園児が、下痢や嘔吐などを訴え、海南保健所ではノロウイルスによる感染症と判断して二次感染予防対策を指導しています。

海南保健所によりますと、今月(11月)4日に海南市立みらい子ども園から複数の園児が下痢や嘔吐などを訴えていると連絡があり、調査した結果、先月(10月)24日からきのう(5日)までに園児27人が症状を訴えていて、8人の園児の便を検査したところ全員からノロウイルスが検出されました。

このため、ノロウイルスによる感染症と判断し、二次感染予防対策を指導しています。

なお、症状を訴えていた27人のうち、きのう(5日)までに12人が回復し、15人が症状が続いているということです。

ノロウイルスの感染症は一年を通して発生しますが、特にこれから春にかけて流行し、県によりますと県内でのノロウイルス感染症の集団発生は今年に入って9件目ということです。

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