【国文祭】熊野音楽祭、川島ケイジコンサート

2021年11月06日 16時37分

イベント歴史・文化

紀の国わかやま文化祭2021「よみがえりの地 熊野音楽祭 川島ケイジコンサート」が、きょう(6日)午後、田辺市本宮町の世界遺産、熊野本宮大社・旧社地(きゅうしゃち)大斎原(おおゆのはら)で開かれました。

オープニングで、田辺市立本宮小学校5・6年生による「平治川の長刀踊り」(へいじがわのなぎなたおどり)が披露されました。

この踊りは源平合戦(げんぺいがっせん)に敗れ、この地に落ちのびた平家の子孫らが、盂蘭盆(うらぼん)に先祖の霊を慰めるために踊ったのが始まりと言われ、音頭に合わせて、源平をあらわした赤と白の玉結びをそれぞれにつけた長刀(なぎなた)を振り上げ活発に踊りました。

その後、みなべ町出身のシンガーソングライター川島ケイジさんがふるさとみなべ町を歌った「僕らが生まれた梅の町」など10曲あまりを歌いました。

コンサートの途中には、本宮小学校の1・2年生が、サプライズ・ゲストとして登場したファッション・デザイナーのコシノ ジュンコさんと「真っ赤な秋」「手のひらに太陽を」の合唱しました。

コシノジュンコさん

また、アンコールでは本宮小学校の3・4年生が川島さんと「ハピネスでいこら」をダンスに合わせて歌いました。

この日の本宮町は、秋晴れの穏やかな天気で、聖地に響く歌声をおよそ350人が楽しみました。

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