【国文祭】紀州おどり「ぶんだら節」2年ぶりに開催

2021年11月03日 18時54分

イベント

和歌山市の夏の風物詩、紀州おどり「ぶんだら節」が、文化の日のきょう(3日)和歌山市中心部のけやき大通りで開かれ、およそ2千人が晴れやかな衣装で踊りを繰り広げました。

2年ぶりに開催されたぶんだら節(11月3日・けやき大通り)

ぶんだら節は、毎年8月の第1週に和歌山城前のけやき大通りで行われている市民による踊りのパレードですが、去年(2020年)は新型コロナウイルスのため中止となり、ことし(2021年)は、現在開催中の「紀の国わかやま文化祭2021」の一環として、文化の日のきょう、2年ぶりに開催されました。

公園前交差点を出発するぶんだらの連

53回目を迎えた今回は、感染防止のため、参加者は例年の3分の1の2千人程度に抑えられましたが、快晴のもと、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長の号令で雑賀鉄砲衆(さいかてっぽうしゅう)の号砲を合図に踊りがスタートし、着物やドレスなどに身を包んだ参加者の連は、先日開館したばかりの和歌山城ホールや和歌山市役所前を踊りながら練り歩きました。

また今回は特別に、紀州徳川家の参勤交代を模した大名行列や、来年(2022年)400年を迎える和歌祭(わかまつり)の行列も参加し、彩りを添えました。

このほか、同日開催となった、第17回紀州よさこい踊り「おどるんや」も西の丸広場と砂の丸広場で開催され、鳴子を持った踊り子たちが力一杯の踊りを披露しました。

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