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和歌山県と関西大学が就職支援協定

2021年11月02日 13時05分

政治教育経済

和歌山県と大阪府吹田市(すいたし)に本部を置く関西大学が、学生の県内企業への就職活動を支援するための協定を結びました。

調印後の記念撮影(左・仁坂知事・右・関大の前田学長・11月2日・和歌山県庁知事室)

関西大学には、ことし(2021年)5月1日現在で2万9千人あまりの学生が在籍し、このうち和歌山県出身者は543人います。

関大から和歌山県内の企業に就職した卒業生は、昨年度(2020年度)は52人、一昨年度(2019年度)は50人、2018年度は45人と、徐々に増えています。

今回の就職支援協定には、大学のキャリアセンターを通じて、県内企業の求人情報や、合同企業説明会、業界研究会やインターンシップなどの情報を学生に積極的に提示するほか、大学が主催する就職相談会などに県内企業の枠を設けることなどが盛り込まれています。

懇談のもよう

きょう午前、県庁の知事室に関大の前田裕(まえだ・ゆたか)学長らが仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を訪問し、就職支援協定書に調印しました。         

仁坂知事は「ついに、大物・関西大学が参加してくれて嬉しい。出来るだけ具体的な情報提供をしたい」とあいさつしました。

前田学長は「県や市町村レベルの細かい情報が頂けるのは大事で、更に発展させていきたい」と述べました。

関西大学では、来月(12月)15日の午後1時から、大阪市の梅田キャンパス8階大ホールで、就活キックオフイベントを開く予定で、県内企業に就職した関大卒業生との交流会や、企業ブースの出展などが行われます。

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