【衆院選】橋本市選管で集計ミス・和歌山2区の確定結果発表が大幅に遅れ

2021年11月01日 20時21分

政治

きのう(10月31日)投票が行われた衆議院総選挙・和歌山2区の開票作業のうち、橋本市で不在者投票分の17票を誤って当日投票分に加えて集計するミスがあり、再確認に時間がかかったため、和歌山2区の確定時間がけさ(11月1日)7時5分と、大幅に遅れる事態となりました。

市内の投票所では、不在者投票分の封筒に入った票を投票管理者が確認して、当日投票分の箱に入れるとともに、投票録と呼ばれる記録簿に不在者投票分と当日投票分の票数を分けて記載することになっていましたが、橋本市選挙管理委員会によりますと、一部の投票所で、不在者投票分17票を誤って当日投票分に加えて記載するミスが起こりました。

開票作業中、投票総数と投票用紙の数の差があまりにも大きいことに職員が気付き調べ直したところ、ミスが発覚しました。

改めて確認作業を行い、結局、集計が終わったのは、投票終了から11時間あまりが経過したきょう午前7時5分となり、和歌山2区の確定結果の発表が大幅に遅れる事態となりました。

橋本市選挙管理委員会では「確定結果の発表が大幅に遅れて大変申し訳ない。投票管理者のミスとあわせて、開票所の職員の確認も不十分だった」と陳謝し、開票管理者や立会人などに報告したあと、記者会見を早期に開いて改めて事態を説明する考えを示しています。なお、集計ミスが候補者の当落には影響しないということです。

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