熊野那智大社で献湯祭

2021年10月30日 18時20分

イベント

那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社できょう(30日)、神前に温泉の湯を奉納して自然の恵みに感謝し、宿泊業の発展を願う「献湯祭(けんとうさい)」が営まれました。

「献湯祭(けんとうさい)」では、南紀勝浦温泉旅館組合の加盟旅館の関係者らが朝一番に源泉からくみ上げた湯を朱塗りのたるに入れて供えました。

そして、清水貞吾(しみず・ていご)組合長が祭文(さいもん)を読み上げて自然の恵みに感謝し、宿泊業の発展を願うとともに新型コロナウイルスの早期終息を祈願しました。

組合によりますと、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全国で解除された後、旅行客の数が復調しつつあり、修学旅行の生徒も増えてきているということで、清水組合長は「勝浦温泉の名前を全国へもっと広めたい」と話していました。

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