和歌山市中心部に建設が進められていた「和歌山城ホール」がこのほど完成し、
あす（２９日）オープニングセレモニーが行われます。

和歌山城ホールは、先月（９月）３０日に
老朽化のため閉館となった和歌山市民会館に替わる施設で、
５階建ての建物内には、イベントを行う大・小のホールや
会議室・展示室などがあります。
屋上の展望テラスは見晴らしが良く和歌山城を望むことができます。

ホールの建設工事は和歌山市七番丁の伏虎中学校跡地で２０１９年から始まり、
今年（２０２１年）５月には作業員が新型コロナウイルスに感染し、クラスターとなり、工事が中断したこともありました。

和歌山市の尾花正啓（おばな・まさひろ）市長は「あさって（３０日）開幕の「紀の国わかやま文化祭」に間に合ってほっとしている。
　建物には、紀州材を使用しており、木の香りを味わって欲しい。
　文化・交流・にぎわいの発信拠点になれば」と話しています。　　　　　　　　和歌山城ホールでは、来月（１１月）２３日に、さだまさしさんらの公演が行われます。