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柿の新品種「紀州てまり」2年目の出荷開始

2021年10月28日 17時33分

経済

柿の新品種「紀州てまり」の出荷が、きのう(27日)橋本市のJA紀北かわかみの選果場で始まりました。

紀州てまりは、和歌山県の果樹試験場が「早秋(そうしゅう)」と「太秋(たいしゅう)」の2つの品種を掛け合わせて作った新しい柿で、糖度は15度以上、まろやかな食感が楽しめ、大きいものでは1個400グラム以上のものもあります。

去年(2020年)初めて市場に出荷され、ことし(2021年)で2年目となり、栽培面積は去年の倍以上の55ヘクタールに拡大しています。

来月(11月)6日と7日には、東京の伊勢丹新宿店でギフト品として販売される予定で、 1個あたり800円前後になる見通しだということで、県では2年後には大阪や東京の市場へ生産量日本一を誇る和歌山産の高級柿として、本格的な出荷を目指しています。

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