サックス奏者の坂田明（さかた・あきら）さんや、紛争解決請負人として世界で活動する伊勢崎賢治（いせざき・けんじ）さんらが演奏を披露するジャズのライブが今月（１０月）３０日、岩出市の旧県議会議事堂で開かれます。

「ＪＡＺＺ　ＩＮ　旧県議会議事堂」と銘打たれたこのジャズライブは、「熊野古道を世界遺産に登録するプロジェクト準備会」が、文化庁や和歌山県などとともに主催するもので、第３６回国民文化祭・紀の国わかやま文化祭２０２１の催しの一環として開かれます。

ライブには、ピアニストの山下洋輔トリオに参加していたジャズサックス奏者で、ミジンコの研究でも知られる坂田さんと、ＮＧＯの職員として世界各地で紛争処理にあたり、のちに、アフガニスタンで手にしたトランペットのプロ奏者となった伊勢崎さん、それにピアノを担当する田中利佳（たなか・りか）さんが出演します。

岩出市の旧県議会議事堂で開かれるこのジャズライブは、今月３０日の午後６時から開かれます。入場は無料です。

また、当日は、午後２時から伊勢崎さんが「日本の国の形」と題して講演するほか、午後４時半からは、建築家の案内で、旧県議会議事堂の見学会が開かれます。