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県・甘柿新品種「紀州あかね」を開発

2021年10月26日 16時45分

政治経済

和歌山県の「かき・もも研究所」は、甘柿の主力品種「富有柿(ふゆうがき)」より早い時期に収穫できて糖度が高く、色も鮮やかな新品種「紀州あかね」を開発しました。

紀州あかねは、濃い橙色(だいだいいろ)の鮮やかな色合いで、250グラムから350グラムとずっしりとした重みがあり、糖度は17%前後と甘みが強く、シャキシャキとした触感が特徴です。収穫時期は10月中旬から下旬と、富有柿よりも3週間程度早く収穫できます。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「甘みと食感の素晴らしい新品種の柿が出来た。本格出荷できるよう準備を進めたい」と話しています。

かき・もも研究所では、来年(2022年)の冬以降に苗木を流通させ、収穫開始は、4年後の2025年以降を目指しています。

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