各地で冷たい朝、山間部では紅葉始まる

2021年10月24日 17時17分

社会

けさ(24日)の和歌山県は、各地とも、この秋いちばんの冷え込みとなり、山間部では、5度を下回るなど、11月中旬から下旬の気温となりました。これは、放射冷却によるもので、県内で、この秋5度を下回るのは初めてです。

高野山・壇上伽藍へと続く、蛇腹道の色づき始めた木々

アメダスによりますと、今朝の最低気温は、清水で3・5度、栗栖川で3・6度と3度台となったほか、山間部の西川、龍神、高野山、かつらぎでも5度を下回りました。このほか、和歌山で9・0度と、この秋初めて10度を下回り、潮岬の12・1度など、平年より5度前後低いところが多く、1か月ほど季節が早く進んだ感じの冷たい朝となりました。

高野山奥の院参道、英霊殿前・平和橋周辺の色づき始めた木々

標高800メートルの山上盆地にある世界遺産の高野山では、カエデやイチョウなどの紅葉が一部で始まり、参拝客や見物客が増えてきています。紅葉は、最低気温が8度を下回ると始まり、5度前後で進むといわれていて、高野山では、1週間ほど前から8度を下回り始め、この日は、5度を下回ったことで、今後、冷え込みが続けば、色づきが進みそうです。

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