【衆院選】選挙公報のWeb公開はじまる

2021年10月21日 18時34分

政治

今月(10月)31日に投票が行われる衆議院総選挙の選挙公報が作成され、和歌山県のウェブサイトで公開されています。

選挙公報は、立候補者の選挙公約などを、立候補者が用意した原稿のまま掲載し有権者に知らせるもので、くじの順で掲載され、新聞折り込みなどの形で配布されるほか、県の衆議院総選挙のウェブサイトにも掲載されます。

この中で、和歌山1区に立候補している自民党の前職・門博文(かど・ひろふみ)候補は「今回だけは門博文にあなたの一票をお願いします」と明記し、六十谷水管橋(むそたすいかんきょう)落下の本復旧に向け、国の予算を獲得することなどを訴えています。

国民民主党の前職・岸本周平(きしもと・しゅうへい)候補は「懸命に生きる人たちの生活を守り続けたい」と明記し、コロナ禍からの経済の立て直しや税金の無駄遣いの是正などを訴えています。

和歌山2区に立候補している、日本維新の会の新人・所順子(ところ・じゅんこ)候補は「身を切る改革、実行中。」と題して、給付付き税額控除、またはベーシックインカム導入による雇用の流動化やチャレンジの支援、賃金水準の向上の実現などを訴えています。

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反」での新人・遠西愛美(とおにし・まなみ)候補は「子育て世代、若者に政治をさせて下さい!」と訴え、NHKの戸別訪問の廃止とスクランブル化や、女性の政治参画促進などを掲げています。

自民党の前職・石田真敏(いしだ・まさとし)候補は「『安心の未来』を築く!!」と銘打ち、コロナ対策や防災・減災にすぐに対応し、憲法改正やソサイエティ5・0の推進などを訴えています。

立憲民主党の新人・藤井幹雄(ふじい・みきお)候補は「政治の世界でなぜ隠ぺいや公文書改ざんがまかり通るのか?地域の声・国民の声が政治に届かないのか!」などと訴えています。

和歌山3区に立候補している、共産党の新人・畑野良弘(はたの・よしひろ)候補は「市民+野党で政権交代 政治に希望を」と題し、新型コロナの緊急対策や、2030年までのCO2最大60%削減、ジェンダー平等社会の実現などを訴えています。

「新党くにもり」の新人・本間奈々(ほんま・なな)候補は「正義・人情・勇気で和歌山の不況と利権政治を退治する!子供たちに恥ずかしくないふるさとを!」と銘打ち、消費税の凍結や、カジノ・メガソーラー誘致への反対、中国への利権外交の阻止などを訴えています。

無所属の新人・根来英樹(ねごろ・ひでき)候補は、漢字一文字で「愛」と書いています。

自民党の前職・二階俊博(にかい・としひろ)候補は「政治の原点はふるさとにあり」と明記し、自公政権22年の実績を強調したほか、紀伊半島一周高速道路と国土強靱化の促進、コロナ収束と経済復活、「子ども庁」創設、みかんのベトナム向け輸出実現などを訴えています。

県・選挙管理委員会では、選挙公報を、各選挙区ごとに来週にも新聞の折り込みなどで配布するほか、すでに県のウェブサイトで公開しています。

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