旅する蝶「アサギマダラ」が上富田町に飛来

2021年10月17日 14時37分

社会

海を渡る蝶、旅する蝶として知られる「アサギマダラ」が、今月(10月)中旬になって、上富田町に飛来し、蜜を吸う姿が見られるようになりました。

フジバカマで吸蜜するアサギマダラ(上富田町市ノ瀬)

ここは、上富田町市ノ瀬(いちのせ)にある「だるま寺」こと「興禅寺(こうぜんじ)」下の花壇で、地元有志によって、アサギマダラが好む、フジバカマが植えられています。

アサギマダラは、羽を広げると10センチ前後と大きく、羽の色は浅葱色(あさぎいろ)=薄い青緑色で、黒や褐色の筋(すじ)模様があります。

そして、春に南から北へ、秋には北から南へと、大規模な季節移動をする蝶として知られています。

舞い飛ぶアサギマダラ(上富田町市ノ瀬)

花壇は、「アサギマダラの丘」と名づけられ、この季節、ひらひらと優雅に舞い飛び、蜜を吸う蝶の姿を求めて、連日、見物客が訪れ、写真や動画を撮るなどしています。

今月(10月)31日には、この場所で、地元の飲食店などが出店する「アサギマダラ祭(まつり)」が開かれます。

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