全国からの来訪者を「花いっぱいでおもてなし」
2021年10月16日 18時50分
今月(10月)オープンが予定されている和歌山城ホールの周辺やJR和歌山駅周辺を花で飾ろうと、花の苗の植替え作業がきょう(16日)、和歌山城 吹上口芝生広場で行われました。
これは、今月30日から開催される「紀の国わかやま文化祭2021」に向けて、全国から集まる人々を花いっぱいで迎えようと和歌山市主催で実施されたものです。
会場には、花いっぱい推進協議会のメンバーや和歌山市内の大学生などおよそ40人が集まって、90基のプランターにビオラやアリッサムといった8種類の花を植え替え、きれいに咲くようにとの思いをこめて水やりをしていました。
和歌山大学3年生の澤田明香莉さんは「楽しかったです。今後も活動をしていきたいと思い、市が募集するボランティアのサイトに登録しました。花を見て、和歌山ってきれいだなと思ってほしいです」と話していました。
和歌山市自治振興課の土井隆宏さんは「花を見て、全国から来られる人や市民のみなさんに、文化の溢れるきれいなまちだと思ってほしい」と話していました。
作業前には、県のマスコットキャラクター きいちゃんや文化振興課の職員が登場し、参加者にお礼を伝えるとともに、紀の国わかやま文化祭2021のPRを行いました。
植え替えられたプランターは、JR和歌山駅の西口や東口に50基、和歌山城内や和歌山市役所・南側に整備中の城前広場に各20基設置されるほか、壁などに掛けて空間を華やかに演出してくれるハンギングバスケットも設置し、まちを彩るということです。