第75回県展・優秀作品決まる

2021年10月13日 18時50分

イベント歴史・文化

和歌山県民や県にゆかりのある人が手掛けた優れた美術作品を募集し展示する、ことし(2021年度)の「県展(けんてん)」の審査結果が、このほど和歌山県から発表されました。

県展は、和歌山県の美術文化の向上と発展につなげようと県が毎年主催している、県内最大の公募による美術展覧会です。

75回目となることしも、洋画・日本画・書・写真・工芸・彫塑(ちょうそ)・華道の7つの部門で、先月末(9月)から今月(10月)上旬にかけて各部門で審査が行われ、7つの部門で最優秀賞がそれぞれ1人と、優秀賞が16人、佳作が33人、入選が135人に決定しました。県では、これらの入賞作品をことしの県展に展示し、来年(2022年)1月15日に県立近代美術館で開く表彰式典で表彰します。

県展は、ことし12月に県内各地に出張する地方展と、来年1月12日から県立近代美術館で開く本展に分かれて開催されます。

地方展は、ことし12月1日から5日まで上富田(かみとんだ)文化会館で開かれる「上富田展」、12月11日から15日まで新宮市(しんぐうし)の丹鶴(たんかく)ホールで開かれる「新宮展」、12月18日から22日まで県立橋本体育館で開かれる「橋本展」の3か所で開かれます。

本展は、来年1月12日から16日までで、7つの部門のうち、華道をのぞく6つの部門は和歌山市の県立近代美術館で、華道は県民文化会館で展示されます。県民文化会館では、過去の入賞者らによる招待作家展も行われます。

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