白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、今月（１０月）１日に誕生したエンペラーペンギンンの赤ちゃん１羽の公開が始まりました。

アドベンチャーワールドでは、１５羽目のエンペラーペンギンの赤ちゃんで、オスかメスはまだわかっていません。

飼育スタッフは、ペンギンの形をしたマスクをかぶり、録音した親鳥の鳴き声を聞かせながら、赤ちゃんにニシンやオキアミなどの流動食を与えているということです。

女性スタッフは、「今回は、人が殻を破ってふ化させました。最初は弱弱しかったですが、しっかり食べて元気になりました」とうれしそうに話し、今月７日から一般公開を始めました。

エンペラーペンギンを飼育しているのは、国内では、アドベンチャーワールドと名古屋市の名古屋港水族館だけで、両施設では、個体を行き来させながら、繁殖につなげる活動も続けています。