水陸両用車試験運行

2021年10月09日 18時11分

交通経済

陸上と水上を走行できる水陸両用の観光バスを活用した観光が展開できないかを検証する実験運行がきょう(9日)、和歌山市で行われました。

これはまちづくりを提案している和歌山市の株式会社紀泉ふるさと総研が、滋賀県などで水陸両用観光バスを運営している、ティアンドティ・コーポレーションの協力で行いました。

水陸両用の観光バス

実証実験には、観光関係者や、企業関係者、報道関係者、自治体の職員らが乗り、和歌山市の和歌山マリーナシティの周辺を走行したあと、和歌浦湾をクルージングしました。

参加した人たちは写真を撮ったり、陸と空の観光を楽しみました。

陸と空の観光を楽しむ

紀泉ふるさと総研の依岡善明(よりおか・よしあき)社長は、「和歌山の観光を盛り上げたいと思い実証実験を企画しました。参加者ら県内各方面の意見を聞きながら検討していきたい」と話していました。

この水陸両用の観光バスは、災害時に会場での物資の輸送にも使える利点があります。

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