衆院選和歌山2区に維新新人の所順子氏が立候補表明

2021年10月08日 16時07分

政治

今月(10月)19日に公示される衆議院総選挙の和歌山2区に、日本(にっぽん)維新の会の新人で、高野(こうや)町議会議員の所順子(ところ・じゅんこ)氏72歳が立候補することを表明しました。

所氏は高野町の出身で、専門学校を卒業後、宝飾デザイナーを経て、2003年の高野町議会議員選挙に初当選し、副議長や議長を歴任していて、現在5期目です。この間、2010年と2018年の高野町長選挙に立候補しましたが、いずれも落選しています。

きょう(8日)午後、和歌山県庁で立候補の記者会見を開いた所氏は「新型コロナ禍を受け、スピーディーな医療体制と経済の回復をはじめ、多様性社会の尊重や、世界水準に遅れを取る日本の英語力アップ、女性の視点を活かした政治改革などを訴えたい。本当のことを表に出さない国政ではなく、ダイヤモンドのような透明度を持たせたい。シニア世代の私が、暗い時代にサプライズで明るい話題を提供したい」と語りました。

同席した日本維新の会・和歌山県総支部の林隆一(はやし・りゅういち)幹事長は「自民党を過半数割れに追い込むため、選挙区情勢を吟味した結果、和歌山1区と3区は独自候補を擁立せず、2区に集中する。空中戦で維新の知名度を活かす」と述べました。

衆議院和歌山2区には、これまでに、自民党の現職で元・総務大臣の石田真敏(いしだ・まさとし)氏69歳、立憲民主党の新人で弁護士の藤井幹雄(ふじい・みきお)氏60歳、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の新人で、大手ゲームソフト会社社員の遠西愛美(とおにし・まなみ)氏37歳が立候補を表明していて、所氏で4人目となります。

衆議院総選挙は、今月19日公示・31日投票で行われます

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