【新型コロナ】連合和歌山と赤十字血液センターが献血支援で連携協定
2021年10月08日 16時16分
和歌山県内最大の労働者団体・連合和歌山は、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている献血協力者の確保と輸血用血液製剤の安定供給を支援するため、きょう(8日)和歌山県赤十字血液センターと連携協定を締結しました。
連携協定では、連合和歌山が、県内でおよそ3万人の加盟者に、積極的な献血活動への協力を呼びかけ、普及・啓発活動を行うとともに、血液不足への対応を行うことなどで、県・赤十字血液センターを支援するとしています。
きょう午前、和歌山市和佐関戸(わさせきど)の県・赤十字血液センターで連携協定書の調印式が開かれ、連合和歌山の池田祐輔(いけだ・ゆうすけ)会長と血液センターの住友伸一(すみとも・しんいち)所長が協定書に署名と捺印(なついん)を行いました。
池田会長は「コロナ禍が長く続き、医療現場もひっ迫するなか、最優先課題として命を守る取組みを行う事になった。しっかりと取り組みたい」とあいさつしました。
住友所長は「コロナ禍で献血協力者の確保に苦慮していた。連合和歌山の協力に深く感謝し、輸血が必要な患者への血液製剤の安定供給につなげたい」とお礼を述べました。
連合和歌山によりますと、都道府県単位では、連合宮崎で同じような取組みが始まっていますが、全国的には珍しいということです。