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警察消防職員・協力者殉職者の慰霊祭

2021年10月07日 16時02分

社会

和歌山県の警察と消防の職員や協力者で、事件や事故などに出動して亡くなった人への慰霊祭が、きょう(7日)和歌山市の出雲殿吹上ホールで営まれました。

きょうの慰霊祭のもよう(10月7日・和歌山市吹上)

これは、県・警察義勇会や県・消防協会が1921年から毎年主催しているもので、戦時中の中断を経て、ことし(2021年)で92回目を迎えました。

慰霊祭には、県・警察義勇会会長と県・消防協会総裁を務める和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や、県・警察義勇会理事長で県・警察本部の親家和仁(しんか・かずひと)本部長、それに、殉職者の遺族らおよそ40人が参列し、はじめに、起立して黙とうを捧げました。

祭壇に殉職者名簿を捧げる警察官

続いて、警察職員53人、消防職団員95人、警察・消防協力者48人のあわせて196人の殉職者名簿が祭壇に捧げられました。

式辞を述べる仁坂知事

仁坂知事は「職に殉じたみたまに対し、県民を代表して名誉と功績をたたえるとともに、安全で安心な社会の実現にまい進する」と式辞を述べました。

献花台に花を手向ける親家県警本部長

県警の親家本部長は「我々は殉職された皆さんの尊い教えを胸に、県民の生命や身体、財産を守る重要な使命を果たすことを誓う」とあいさつしました。

最後に、参列者全員が、一人ずつ祭壇に花を手向け、殉職者の霊をなぐさめました。

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