【大規模断水】六十谷橋通行止め、6日午前10時から

2021年10月05日 22時46分

災害・防災社会

和歌山市北部で発生している6万世帯に及ぶ大規模な断水で、仮設の水道管を敷設するため全面通行止めとなる和歌山市の紀ノ川にかかる六十谷橋の付近であす(10/6)午前10時からの通行止めを知らせる看板の設置が行われました。

六十谷橋南詰付近で (2021年10月5日午後8時頃)

この大規模な断水は、和歌山市の南部から北部へ水を送るための唯一の送水管の橋が折れて落下したことによるもので、水道を管理する和歌山市は、落下した橋を迂回する形で、この水道の橋に並行して紀ノ川にかかっている県道の六十谷橋の車道に、仮の水道管を全長およそ560メートルにわたって敷設(ふせつ)する方針を示し、あす(10/6)から工事を始めることにしています。

こうした中、あす午前10時から全面通行止めとなる六十谷橋の付近に、今夜、和歌山市などの職員が事前予告の看板を設置しました。

看板を設置する和歌山市職員

仮設の水道管については、あすから24時間体制で昼夜を問わず工事が行われ、今月(10月)8日に配水池(はいすいち)への送水、そして9日の早朝には、各家庭で水が使用できるようになる見込みです。

しかし、六十谷橋の全面通行止めについては、本工事が完了し、仮設の送水管が撤去されるまで続く見込みで、通行止め解除のメドはたっていません。

看板の向こうには六十谷橋を走る車のライトが・・・。

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