【新型コロナ】「わかやまリフレッシュプラン3rd」8日に販売開始

2021年10月05日 19時20分

イベント政治経済

和歌山県民向けに県内旅行で1泊あたり最大1万円を助成する「わかやまリフレッシュプラン」の再開の準備を進めてきた和歌山県は、今月(10月)8日の金曜日に「わかやまリフレッシュプラン3rd(サード)」として販売を再開することになりました。

「和歌山リフレッシュプラン3rd」販売を伝える仁坂知事(10月5日・和歌山県庁)

わかやまリフレッシュプランは、新型コロナウイルスで打撃を受けた県内の観光関連事業への支援策として、去年(2020年)7月から9月にかけて第1弾が、ことし(2021年)6月には第2弾が販売されましたが、いずれも好評を博し、とくに第2弾は販売開始からわずか20日間で売り切れるなど、再開を期待する声が県に寄せられていました。

そして、先月(9月)の定例県議会で、議員から追加の予算計上を求める意見を受け、あらたに22億1700万円の補正予算案を提出して可決され、県は今月中の再開に向け準備を進め、今月8日に販売を開始することになりました。

販売再開に際し、県では、一部の業者などによる大量購入への対応策として、今回から新たなルールを設け、旅行事業者による電子チケットの購入を禁止するほか、チケットの購入枚数は1回につき20枚だったのを10枚に減らします。また、12月中旬までの販売をめどに、10回程度にわたって段階的な販売にすることや、一度に大量の電子チケットの保有を防ぐため、未使用分チケットの所有枚数の上限を50枚とし、超えた分の決済は取消しとなります。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「宿泊・観光事業者は新型コロナの感染拡大のたびにひどい目に遭ってきたのでそれを支援したい。県民には、他の都道府県と比べて相対的に安全な県内の観光地を訪れることで、県内の魅力再発見につなげて欲しい」と利用を呼びかけています。

わかやまリフレッシュプラン3rdは、今月8日・金曜日の午前10時から1回目、14日・木曜日の午前11時から2回目の販売がそれぞれ予定されていて、それ以降はそのつど公式サイトで案内されます。

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