【水道橋破損・断水】小学校22か所で給水始まる
2021年10月04日 12時22分
和歌山市の紀の川にかかる水道橋の落下に伴い、紀の川北部地域で断水していることを受け、一夜明けたけさ(4日)から、断水している地域の小学校では、和歌山市による給水作業がはじまり、市民が列を作って給水しています。
和歌山市では、けさ7時から、断水している地域にある市立小学校22か所で応急給水を始めています。このうち、和歌山市立野崎(のざき)小学校の敷地では、校長や和歌山市の職員が、市民に貯水タンクの水をポリタンクやペットボトルなどに給水しています。
近所の主婦は「およそ1時間くらい並んで水を受け取りましたが、復旧のめどが立っていないので不安です」と話していました。ポリタンクを抱えた高齢の男性は「こんなことは初めて。昨夜8時ごろから水の出が悪くなった。とにかく早く復旧して欲しい」と話していました。
断水している市内の紀の川北部地域では、休業している飲食店やクリニックが所々でみられ、市民生活に影響が出ています。