【水道管破損】市民「水が出ない」「水はほぼ売り切れ」
2021年10月03日 20時59分
和歌山市の紀の川にかかる水道橋の落下で、市内の紀の川北部地域で断水していることを受け、対象地域を中心とするスーパーや量販店などでは飲料水がたちまちに売り切れ、市民は当面の水の確保に奔走するなど混乱をきたしています。
和歌山市楠見(くすみ)の男性は「自宅の蛇口をひねっても、水がチョロチョロとしか出てこない。近所のコンビニエンスストアには、飲料水を買い求める人で行列になっていた」と話しています。
和歌山市園部(そのべ)に住む男性は「断水の情報を聞き、家族や親戚の飲み水を確保するためスーパーなどに走ったが、お茶などは確保出来たが、水はすでに売り切れていた。去年(2020年)1月に花山(はなやま)交差点地下の水道管漏水による断水騒ぎがあったばかりなのに、和歌山市はこの間何をやっていたのか」と戸惑った様子で話していました。