「赤い羽根共同募金運動」キックオフセレモニー
2021年10月01日 20時51分
地域の福祉に役立てるための募金活動「赤い羽根共同募金運動」のキックオフセレモニーが、きょう(10月1日)和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で開かれました。
赤い羽根共同募金運動は、終戦直後の1947年・昭和22年に始まった民間のボランティアによる募金運動で、子育てや介護、ひとり親家庭の子どもの支援など、地域の福祉に役立てるための募金活動を、毎年10月から翌年の3月まで全国で繰り広げています。
和歌山県共同募金会では、スペシャルサポーターにご当地アイドルグループ「Fun☓Fam(ファン・ファン)」を起用し、県内各地のイベント会場などで募金活動を繰り広げ、昨年度(2020年度)はおよそ1億1359万円の募金が集まりました。
きょう午前10時に開かれたキックオフイベントで、県・共同募金会の大桑弘嗣(おおくわ・ひろつぐ)会長が「コロナ禍で孤立や孤独が深刻化し、募金活動も制限されているが、こんな時だからこそ共同募金運動が役に立つ。今まで以上に地域との繋がりを大切に、県民の温かい支援を切に願う」とあいさつしました。
県・共同募金会では、きょうから来年(2022年)3月末までの運動期間中、昨年度よりおよそ2500万円多い1億3853万円あまりを目標額に設定し、県内各地でソーシャルディスタンスをとりながら、募金活動に取組むことにしていて、今月(10月)5日の午前7時半から、JR和歌山駅前で街頭募金活動を行う予定です。さらに、赤い羽根共同募金会のウェブサイトでは、1年を通じてインターネットでの募金の受付を行っています。