自民党岸田新総裁誕生・街の声「きちっと説明を」
2021年09月29日 16時52分
自民党の次の総裁に岸田文雄(きしだ・ふみお)前・政務調査会長が選出されたことについて、和歌山市民からは「これまでの政治疑惑の解明や、きちっとした説明を」といった声が相次いで聞かれました。
このうち、和歌山県庁近くの商店主の男性は「外務大臣などの経験が豊富で、上品なイメージなので、良いと思うが、いわゆるモリ・カケ問題や、桜を見る会の問題、自民党の長老議員の人事などにどこまで切り込めるかはまだわからない」と話していました。
生花店の女性は「誰が総裁になっても同じ。大企業のほうばかりを見て、私たちのような小さな店の苦労を誰も気にかけてくれない」とのべました。
有田(ありだ)地方出身の男性は「昔は自民党支持者だったが、二階俊博幹事長が権力にしがみつく様子がいやで支持をやめてしまった。岸田氏は長老議員の役員人事に着手すると言っているが、政治の疑惑もきちっと解明して政治不信を取り除いて欲しい」と話していました。