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潜在保育士の就職支援、10月に和市と田辺市で研修会

2021年09月27日 13時25分

イベント社会福祉・医療

保育の現場で働くことを希望する保育士などの資格を持つ人を対象にした就職支援の研修会が来月(10月)、和歌山市と田辺市で開かれます。

これは、不足する保育人材を確保しようと、和歌山県社会福祉協議会の県福祉人材センターと、県が主催するものです。

対象は、保育士や子育て支援員、放課後児童支援員の資格を持ち、保育の現場で働くことを希望している人で、保育士などの資格を持ちながら、妊娠・出産などで保育の現場を離れた人や、これまでに現場経験のない人で就職を希望する人を発掘しようというものです。

研修会では、元保育所の所長や臨床心理士が、0歳児から5歳児までの子どもの発達過程と関わり方や、保育士が担う家庭支援、発達の気になる子どもへの対応について講演します。

保育の現場で働くことを希望する保育士などの資格を持つ人を対象にした研修会は、来月(10月)12日と13日の2日間、午前9時55分から午後3時まで和歌山市手平の和歌山ビッグ愛9階会議室で開かれます。受講は無料ですが、事前の申し込みが必要です。定員は20人で、問い合わせ先は、和歌山県福祉人材センター 電話073・435・5211です。

研修会を主催する和歌山県福祉人材センター「ハートワーク」の保育士支援コーディネーター、西浦由樹子(にしうら・ゆきこ)さんは、「研修を終えて、保育の現場で務めるにあたっては、人材を求めている事業所の情報を細かくお伝えし、要望があれば、見学にも同行し、現場の様子や雇用形態について、事業所から詳しく話を聞く機会をつくることも可能なので、是非、研修会に参加してほしい」と呼びかけています。

また、来月18日と19日には、田辺市の田辺市民総合センター4階会議室でも開かれます。時間は、2日間とも、和歌山市の会場と同じ午前9時55分から午後3時半までです。定員は10人で、問い合わせ先は、紀南福祉人材バンク 電話0739・26・4918です。

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