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新宮・東牟婁地域で大雨、一時、避難指示も

2021年09月26日 12時01分

災害・防災

けさ(26日)、新宮市や東牟婁地域で非常に激しい雨が降り、那智勝浦町の一部地域に一時、避難指示が出されたり、JR紀勢線が一部区間で一時、運転を見合わせるなどしました。

アメダスの観測で、新宮では、午前6時すぎまでの1時間に70ミリの非常に激しい雨が降ったほか、昨夜(25日)8時の降り始めからきょう午前10時までの総雨量は、新宮で166・5ミリ、那智勝浦町色川(いろかわ)で116・5ミリなどとなりました。

新宮市と那智勝浦町に大雨・洪水警報、太地町と串本町に大雨警報が発表されています。(正午現在)

新宮市と那智勝浦町に、午前6時台に相次いで発表された土砂災害警戒情報は、午前9時前に解除されました。

那智勝浦町の市野々(いちのの)、井関(いせき)、川関(かわせき)のあわせて848世帯1656人に午前7時半に発令された警戒レベル4の避難指示は、午前11時半に解除となりました。

JR紀勢線は、午前6時前に新宮駅の雨量計が規制値を超えたとして、新宮市の新宮駅と串本町の紀伊田原(きいたはら)駅の間で運転を見合わせていましたが、午前11時半すぎに運転を再開しました。

和歌山地方気象台によりますと、きょう予想される1時間雨量は多いところで、県南部は50ミリ、北部は20ミリで、県南部では、きょう夕方まで土砂災害に、昼すぎまで低い土地の浸水や河川の増水に警戒が必要としています。

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