和歌山の新ご当地ソング「きのくに線」初お披露目
2021年09月25日 18時29分
大阪を中心に活動している歌手・塩乃華織(しおの・かおり)さんが今年5月にリリースした新曲「きのくに線」の発表ツアーがきょう(25日)から始まり、和歌山市のホテルグランヴィア和歌山で新曲発表ツアーの出発式が行われました。
和歌山を走る「きのくに線」が舞台の新曲は、忘れられない愛する人の元へと「きのくに線」で向かう心情が歌われています。歌詞には「新宮」「和深」「白浜」「切目」と実際の駅名もふんだんに盛り込まれており、全て和歌山で撮影されたというミュージックビデオと併せて新しい和歌山をPRするご当地ソングとなっています。
きょう午前11時から行われた新曲発表ツアーでは、塩乃華織さんが新曲「きのくに線」をはじめ前作の「七尾線」や「和歌山ブルース」などを力強い歌声で歌い上げ、客席からは手拍子がわき起こりました。
また、県内の音楽関係者らでつくる「わかやま歌のちからの会」のメンバーや地元歌手の宮本静(みやもと・しず)さんや羅布陽介(らふ・ようすけ)さんも応援に駆けつけ、会場を盛り上げました。
塩乃さんは「コロナの影響で和歌山での新曲披露が遅れていました。リリースして1番に和歌山で歌いたいという気持ちがあったので、ようやくこの日がきたとわくわくしています。地元の皆さんに元気になってもらったり、懐かしさを感じていただける曲になってほしいです」と話していました。
塩乃華織さんの新曲発表ツアーはきょうから2日間で県内4ヵ所をまわり、あすは(26日)串本町と湯浅町で実施するということです。