18年ぶりに色鮮やかに、印南町のかえる橋
2021年09月24日 16時40分
印南町のシンボル「かえる橋」の清掃作業が、18年ぶりに、このほど行われ、鮮やかな赤色と黄色のかえるの姿がよみがえりました。
![](https://news.wbs.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/rj210925_65-1024x767.jpg)
かえる橋は、JR紀勢線の印南駅の北側に架かる跨線橋(こせんきょう)で、町が9億3500万円をかけて建設し、1995年に完成しました。そして、長さ48メートル、高さ14メートルの赤い欄干が大きなかえるの顔になっていて、その頂上には、黄色いかえるがあるというユニークな橋で、かえるの町、印南町のシンボルとして親しまれています。
清掃作業は、今月(9月)6日に、橋の点検作業とともに行われ、黒ずんでいた汚れが落とされ、赤色の親がえると黄色の子がえるの色が鮮やかによみがえりました。
![](https://news.wbs.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/rj210925_60-1024x576.jpg)
町によりますと、橋の点検は、2016年に行われていますが、この時は清掃は行われなかったため、2003年に塗り替えて以来、18年ぶりの清掃となりました。また、清掃の要望があったわけではないということですが、清掃前には、かえる橋の近くのこども園に通う園児から「かえるさんが黒い涙を流しているみたい」という声があったということです。