【新型コロナ】「わかやまリフレッシュプラン」再開で追加の補正予算案提出

2021年09月21日 16時21分

政治経済

和歌山県は、きょう(21日)開かれた9月定例県議会に、県民向けの県内旅行で1泊あたり最大1万円を助成する「わかやまリフレッシュプラン」を再開するため、一般会計で22億1700万円を増額する補正予算案を提出しました。財源は、すべて新型コロナウイルス関連の地方創生臨時交付金を充てています。

わかやまリフレッシュプランは、新型コロナウイルスで打撃を受けた県内の観光関連事業への支援策として、去年(2020年)7月から9月にかけて第1弾が、ことし(2021年)6月には第2弾がそれぞれ販売されましたが、いずれも好評を博し、とくに第2弾は販売開始からわずか20日間で売り切れるなど、再開を期待する声が県に寄せられていました。

9月定例県議会では、議員から、県内の観光産業への支援に繋がるとして、追加の予算計上を求める一般質問が寄せられ、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が、今議会で補正予算案を追加で提出することを表明していました。

追加の補正予算案は、あす(22日)開かれる常任委員会で審議され、最終日・28日の本会議で採決される予定です。

なお、きょうは一般質問4日目が行われ、改新クラブの長坂隆司(ながさか・たかし)議員が県の地場産業の海外進出などについて、自民党県議団の中西峰雄(なかにし・みねお)議員が新型コロナワクチン接種の推進などについて、自民党県議団の吉井和視(よしい・かずみ)議員がIR構想における全体像などについて、自民党県議団の尾﨑要二(おざき・ようじ)議員が海南地区の津波対策などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

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