きのう（１８日）未明、美浜町で発生した突風について、和歌山地方気象台は、「竜巻の可能性が高い」と発表しました。

突風は、台風１４号の影響とみられ、和歌山県や美浜町によりますと、屋根瓦が飛んだり、窓ガラスが割れるなど、住宅およそ５０軒に被害が出ました。また、小学５年の１１歳の男の子が、割れた窓ガラスで両足首を切る軽いケガをしました。

和歌山地方気象台は、現地に調査団を派遣し、竜巻だった可能性が高いと判断しました。気象台によりますと、突風は、１８日午前０時頃から１時頃に発生し、被害は、美浜町から隣の御坊市湯川町(ゆかわちょう)丸山(まるやま)にかけて、直線で南北およそ２キロにわたりました。風速は推定でおよそ４５メートルです。

当時、美浜町や御坊市を含む県北部には、竜巻注意情報が発表されていました。