白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」の雌のジャイアントパンダ「結浜(ゆいひん)」がきょう、５歳の誕生日を迎え、飼育員がプレゼントをあげて祝いました。

結浜(ゆいひん)は、父親の永明(えいめい)と母親の良浜(らうひん)との間に生まれた８頭目のパンダで、生後４カ月ごろから頭頂部の毛のとんがりが目立つようになり、今もチャームポイントになっています。

プレゼントは数字の「５」をかたどった氷とヒノキの丸太を組み合わせた高さおよそ２メートルの遊具でした。

台風の雨が上がった屋外運動場に出て来た結浜はすぐさま、遊具の前まで来ましたが、しばらく近くに置かれた竹を食べ、そのうち遊具に登って一番上で寝はじめました。

名前の「結(ゆい)」には、価値観や文化、言語などを超えて全てを結び、笑顔あふれる未来をつくってほしいという願いが込められているということです。

飼育スタッフは「このまま、かわいらしく成長してほしい」と話していました。