万博関連の情報<発信:和歌山県>

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南海加太線・新めでたいでんしゃ「かしら」運行開始・HYDEさんコラボ

2021年09月18日 18時17分

交通経済

和歌山市内の南海加太(かだ)線を走る人気車両「めでたいでんしゃ」に新たに仲間入りした電車「かしら」がきょう(18日)から運行を開始しました。

「めでたいでんしゃ かしら」の運行は、南海電鉄が加太観光協会や磯の浦観光協会と共同で進めている「加太さかな線プロジェクト」の一環で始まったものです。

きょうから運行を開始した「めでたいでんしゃ かしら」は、2016年4月に初めて登場したピンク色のめでたいでんしゃ「さち」の兄で、長い冒険から戻ってきたという設定です。

車体は冒険船をイメージした「黒」を基調に、加太の鯛を思い起こす「うろこ柄」が配され、車内には海賊になったような写真が撮れる場所や、迷路柄の座席シート、音符の形をしたつり革など、音楽や宝、冒険にまつわるアイテムが散りばめられています。

そのほか、和歌山市出身のアーティスト・HYDE(ハイド)さんのシルエットやロゴマークも施されているということです。

南海電鉄の広報担当者は「かしらのデビューで、めでたいでんしゃの認知度を全国に広げていきたい。コロナ禍で暗い話題が多い中、地元の方に少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話していました。

きょうは「かしら」の発車前に運行開始セレモニーが行われる予定でしたが、台風14号の接近に伴い中止となりました。

「めでたいでんしゃかしら」は南海電鉄・和歌山市駅から加太駅間を走り、平日は1日10往復、土休日は1日7往復程度の運行を予定しているということです。

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